豊かさの創造についてお話します。
こんにちは、栗原弘美です。私たちは誰もが「豊かになりたい」と願っています。
お金や美味しいもの、生活などの物質面はもちろん、自分自身の心の平穏や幸せ、パートナーや家族、友だちや職場などでの人間関係といった精神面。豊かさにもさまざまなものがありますが、世の中ではほとんどの場合、それは「外側から得られるもの」と考えられています。
ビジョン心理学では、その真逆で「まず内面を癒し、人間としての自然な機能が働くようにすることで、自分の内にすでにある豊かさに気づき、それによって豊かさがより拡大、循環していく」と教えています。
私たちは自然に豊かになるように、神様につくられているのです。そうでないならば、それは余計なものを握りしめているからです。未完了な感情、制限的な思考、幼少期や先祖代々、過去世から持ち越した悪癖などなど。それらを手放したり浄化することによって、本来、受け取るはずだった豊かさが自然とやってくるようになります。
また、「豊かさ」はたいていの場合、自分の計画ではない方法でやってきます。そのため、意識のアンテナを張っていないと豊かさがやってきていることに気づけず、通り過ぎてしまいます。
そうして私たちは「もっと豊かになりたい。豊かになるために、もっとがんばらなくちゃ」と意気込んでいるわけです。頭のうえにメガネをさしているのに「メガネがない、メガネがない、新しいのを買いに行かなくちゃ」と焦っているようなイメージです。
少し前になりますが、7月の三連休、東京で『豊かさの創造』をテーマに3日間のヒーリングセミナーを開催しました。
40名の受講生たちが参加してくださったのですが、「周りから見たら恵まれているのに、自分では満足していない」という考えを握りしめている方が、とても多かったのです。言ってみれば、欠乏のストーリーを大切にしているわけですね。
そういった、もう不必要なストーリーを捨てるには、本にたとえると「目次」自体を書き換えてしまうのが一番です。無意識にしている自分の人生の設定、成功や豊かさを制限している観念に気づき、それを根こそぎ引き抜いて、無限の可能性と取り替えてしまうのです。
セミナーの中ではそのようにして、自分自身がもっている豊かさに気づき、さらに創造していく、拡大していくというワークをたくさん行いました。セミナーでお伝えしたことをここで少しおすそ分けしますね。
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豊かさを創造するのに一番大切なことは「神を招き入れる」ということです。「神」といっても、人によってイメージやとらえ方はちがいますが、あなたをまるごと愛しておられる存在です。
「宇宙意識」「大いなる源」「クリエイター」「グレートサムシング」という具合に、それぞれ自分なりにしっくりくる呼び方で、神を招き入れましょう。すると、思考や感情や古い思い出や観念によっていっぱいだった自分のなかにスペースが生まれます。そのスペースにこそ、豊かさが入ってくるのです。
神を招き入れると、最善の自分でいられるようになり、人生がスムーズになります。
朝、起きたときや、お風呂などのリラックスタイム、就寝前などに「神を招き入れる」習慣を作ると、より豊かさが入ってくるようになります。
あるいは「もう自分ではどうにもならない…」というピンチのときにこそ、「神を招き入れる」ことを思い出せるといいですよね。事態が急展開することでしょう。
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みなさんがより「豊かさの創造」を体験されることをお祈りしています。
